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第三新東京市 [エヴァンゲリオン]

第三新東京市(架空)


エヴァの舞台である第三新東京市は、芦ノ湖の北にあります。


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それぞれの剣 レビュー [ガンダムシード]


良かった。ステラはまだ生きていました。スペエデ1よりも出番が増えていたようです。

ラクスは、お風呂に入るシーンに覚えがありません。ちょっとエッチだったので、新作カットかも。勘違いかな?=>確認したところ、一部新作カットでした。ただ、EDのラクスはチョット胸がキモイ。もっと可愛い絵にして欲しかったですね。

さて、他のブログでも言われていますが、若干ストーリーに変化がありました。でも、あまり意味があるとは思えないので、新たなエピソードの追加ならともかく、ストーリーを直すのはやめてほしいですね。ムウのヘルメットがなくなった悪例を思い出します。だったらオーブ3人娘も生き返らせろと。

あと、なんだかルナの射撃が当たるシーンが多かったような。これは、なんかの伏線なんでしょうか?それともテレビシリーズでも当ててましたっけ?ルナは射撃が下手だっていうイメージが・・・。

他のレビューでは、賛否両論のようです。EDの絵や歌に関しては賛成意見の方が多かったと思います。
ただ、全般的にキララクが厚遇されて、シンアスが冷遇されているような気がします。シンの素直に笑うシーンが幾つか残っていましたが、アスランとの絡みは大幅減。アスカガのシーンもなんだかなあという感じ。女難がなくなったから、アスカガ命の人はそれでもいいかもしれませんが、もうちょっと新作カットが欲しかったですね。

他ブログのレビュー

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http://pokeseed.exblog.jp/3906564=>超お勧め 特設ページがあります
http://fukidamari.blog1.fc2.com/blog-entry-895.html
http://dekkaiosewadesu.blog64.fc2.com/blog-entry-69.html
http://plaza.rakuten.co.jp/akaims/diary/200608010000/
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http://www.mypress.jp/v2_writers/firstsnow/story/?story_id=1463521
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(ちょっとエッチなイラストあり。15歳以下にはお勧めできません。)
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SEED DESTINYスペシャルエディションⅡ [ガンダムシード]

「機動戦士ガンダムSEED DESTINYスペシャルエディションⅡ ~それぞれの剣(つるぎ)~」放送決定!!

■放送日程
関東地区 TBS 7月30日(日) 深夜1:50~3:40
        *関東地区のみ1日での一挙放送です。ご注意下さい。

関西地区 MBS 7月27日(木) 午前9:55~10:50
           7月28日(金) 午前9:55~10:50

■DVD

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD


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屑星 [ガンダムシード]


ガンダムやファフナーのイラストや素敵なアイコンを多数掲載しているサイトを見つけました。

なお、素材を利用する際には、配布元の利用規約を確認して下さい。


◆URL : http://choco.littlestar.jp/ 
◆サイト名 : 屑星 (くずぼし)
◆管理人さん : ちょこ 
◆傾向 : 種.運命.蒼穹イラスト。アイコン素材配布


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砕かれた世界-後編- レビュー [ガンダムシード]


素材の配布元 http://crystal.freespace.jp/sincere/

後編を見て、ガーン・・・。やっぱり、ステラのシーンが全然無い。予想はしていたが、まさかここまでとは。ハイネの新作カットが入ったのとは対照的でした。
アスカガやキララク関係は、私はあまり気付かなかったのですが、結構新作カットが入っていたようです。ステラに関しては、新作カットではなくて、出番カット・・・。ルナマリアも、出番が減ったような感じがします。前編で言えば、ガイアとルナザクの戦いが見たかったのに・・・。唯一救いだったのが、オーブを出た時の戦いで、敵機を撃ち落とすシーンがあったこと。
アスランは、ハウメアの石のシーンが追加され、オーブを出る時のシーンがカガリの頬にキスに変更されていたようです。
ミーアについては、前回と変更があったんですかね。アスランと一緒に食事をするシーンで、ミーアの影が映っていたんですが、本編もそうだったのか自信がないです。

全般的に、新キャラが不遇でした。前作組の活躍が更に目立ったような気がします。前作のキャラの方が好きという方には、これでいいのでしょうけどね。それでふと思ったんですが、最初からアスラン主役にしておけば、シンの扱いについてあれほど批判が集まらなかっのではと。脇役として見るシンは、アスランを凌ぐほどの活躍を見せる、結構目立つキャラという感じでしたし。

最後の歌ですが、戦闘シーンに流すともっと良かったかもしれません。セイバーが格好よく出て行くのですが、次作では無様にやられてしまうんですよね。それとも、あのシーンはさすがに変えるんでしょうかね。

次作以降に望むことは・・・
・ステラのシーンをもっと多く。
・アカツキ発進のシーンは絶対に残して。
・ルナマリアをもっと活躍させて。
・ラクスの扱いをもっと良くして。テロリストでは可哀相。
・ミーアのシーンは削らないで。

まあ、無理な注文もありますが。

4
矢立肇,富野由悠季,福田己津央,鈴村健一,保志総一朗,石田彰,田中理恵,坂本真綾
¥3931
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他ブログのレビュー

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http://pokeseed.exblog.jp/3352542

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http://blog.livedoor.jp/pdbq_256/archives/50475348.html
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砕かれた世界-前編- レビュー [ガンダムシード]


素材の配布元 http://www3.to/115attempt/

素材の配布元 http://crystal.freespace.jp/sincere/

レビューを色々見ました。関西では放映されていないらしくて、まだまだ少ないですね。

私の感想は、一言で言えば、まあこんなものかなと。一部の絵が新しくなっていましたが、冒頭のキララクの絵のように、ストーリーとは無関係と思われるものもあり、いま一つという感じです。
まあ、ラクスが出てきたこと自体は、個人的には◎なんですが、アスラン視点の物語に編集したものとしてはおかしいのかなと。冒頭は、アスカガの方が良かったのではと思います。
とはいえ、まだ前編ですので、後編を見てからまた感想を述べたいと思います。放送時間がずれたようなので、気をつけないと・・・。

他ブログのレビュー

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Red Warrior1 [Red Warrior]


「Red Warrior with Blue Eyes in the Seed World」というのは、私が現在細々と書き続けている二次小説のことです。私は、元々ガンダムが好きなのですが、エヴァンゲリオンも結構気に入ってました。ここしばらくは、ガンダムシード関係の二次小説を見たり、エヴァンゲリオンの二次小説を読みあさっていたのですが、そのうちに自分でも何か書きたくなったのです。この作品を書いた経過について、これから書いていきたいと思います。

 私は最初に、どのような構成にするのか考えました。
1 シード世界でエヴァンゲリオンが活躍
 シード世界では、S2機関搭載のエヴァンゲリオンならば無敵です。でも、ガンダムが単なるヤラレメカになる可能性が高くなりそうです。あまり面白くなさそうです。
2 エヴァ世界でガンダムが活躍
 ガンダムがエヴァ世界で活躍するのは、なんだか難しそうです。ATフィールドを破るのは、流石のガンダムでも無理っぽいです。

あれこれ考えたのですが、やはりガンダムをエヴァ世界で活躍させることにしました。一部の二次小説では、通常兵器で使徒を倒しています。ガンダムをその通常兵器の代わりにすれば良いと考えました。ATフィールドをエヴァで中和し、そこをガンダムで攻撃して倒すのです。

ここで、再び考えました。どうやって、ガンダムをエヴァ世界に持っていくかです。エヴァ世界に、逆行したシンジ+αとアークエンジェルが現れるのが良いかと思いましたが、なんだか良い考えが浮かびませんでした。

次に、その話は置いといて、誰を主人公にするのか迷いましたが、迷った末にエヴァンゲリオンの惣流アスカを主人公にすることにしました。活動的な女の子の方が、動かしやすいと思ったからです。最初の候補は、レイ、リナレイ、アスカ、マナ、カガリ、ラクス、フレイ、ステラ、ルナマリア、ミーアでした。
最初に、ステラ以下は止めました。運命の最後がどうなるのか分からなかったからです。
次に、ラクスとレイを候補から落としました。あんまり活動的なイメージが無かったからです。マナも、本編のキャラではないので、結局止めました。カガリは活動的で良かったのですが、運命の最後の方で死ぬという話を聞いたため、止めました。
そして、最後までリナレイかアスカか迷いましたが、アスカの方が強くて活動的というイメージがあったので、アスカを主人公にすることにしました。

そうなると、次は始まりをどこからにするかです。ここで、私は閃きました。後で考えると、これが失敗の原因かもしれませんが、アスカをシード世界に送り込んで活躍させ、ガンダムパイロットを仲間にして、その後でエヴァ世界に戻せば良いと。
その時、「DARC 全てを凌駕するもの」や「楽園を捨てし者」が頭の中をよぎりました。あまり長くなると、私の手に余るのですが、そこはなんとかなるだろうと、甘く考えました。

こうして、次のあらすじが出来上がりました。
1 EOE後に、何らかの理由でアスカがシード世界に飛ぶ。
2 シード世界でアスカが活躍し、仲間を作る。
3 アスカは仲間とガンダムを引き連れて、エヴァ世界に戻る。
4 エヴァ+ガンダムVS使徒軍団の戦い。
5 アスカは再びシード世界に行き、大活躍。

ここで、私はアスカをフリーダムに乗せようと思いつきました。ならば、レイはジャスティスです。こうして、話のメインは、赤いフリーダムの逆行アスカ+青いジャスティスのレイ+ガンダム軍団VS使徒軍団の壮絶な戦いになりました。レイとシンジは、逆行キャラにするかどうか、話が進んでから考えることにしました。

次回

プロローグへ飛ぶ

メカニック一覧(最新版 ネタバレ注意!)

キャラクター一覧(ネタバレ注意!)


Red Warrior Phase8 [Red Warrior]

Red Warrior in the Seed World  (最初に戻る。

PHASE8 撃墜

プラントに戻ったクルーゼは、最高評議会に呼び出された。プラント10基で1つの市を構成しており、その各市の代表12人で構成されたプラントの政策決定機関を最高評議会と言い、最高意思決定機関としてプラントを統治している。その評議会に呼び出されるということは、クルーゼが起こしたヘリオポリス事件は、それほどの大事件だったということだ。

最高評議会において、クルーゼは地球連合軍が造ったモビルスーツの脅威を力説した。アスランも、評議会において敵との戦闘についての詳細を説明し、敵兵器がザフトにとってかなりの脅威になると証言した。赤服のパイロットが、ナチュラルの乗る敵モビルスーツを倒せなかったという事実は、評議会議員に大きな不安を引き起こした。実際に自分の子供が敵新型兵器と戦っている議員が少なくなく、アスランの卓越した実力を知る者が多かったことも不安に拍車をかけた。ちなみに、イザーク、ディアッカ、ラスティの親も評議会議員である。

さて、その不安が大きかったためか、本来はクルーゼを詰問するはずの臨時評議会であったのだが、クルーゼの作戦行動を責める意見は殆どなく、今後地球連合軍やオーブに対してどのような対抗策を取るべきかという議論に終始した。戦火の拡大を恐れる声もあったが、アスランの父のパトリックを中心とする戦争継続派の意見が最終的に通ることになった。すなわち、新型モビルスーツの開発の促進や、兵力増強の方針が容認されることになったのだ。

国防委員長であるパトリックは、この決定を基に、後にフリーダムやジャスティスと呼ばれることになる新型モビルスーツの開発を決めることになる。だが一方で、議長のシーゲルは別の方法も模索していた。その両者は、目的達成のために、奇しくも同じ人物に重要な依頼をすることになる。




評議会が終わった後、アスランはニュースで婚約者であるラクスの行方不明を知った。そして、直ぐにクルーゼに呼び戻されて、急遽ラクス捜索の任務に就くことになり、慌ててヴェサリウスに戻った。

ヴェサリウスに戻ると、知的な印象を持つ美女の指揮の元、何か大きな物を積み込んでいるのを見かけた。何事かと思って近くを通ると、不意にその美女から声をかけられた。

「あら、あなたがアスラン君かしら。」

「は、はい。そうです。あなたは?」

その美女の口元にあったほくろに気を取られていたアスランが慌てて答えると、その女性は答える代わりに右手を差し出してきた。アスランは、今は歌手もしているラクスの婚約者として有名であったため、知らない人から突然声をかけられることはそう珍しくない。今回もそうかと思ったが、どうやら違ったようだ。

「ふふふっ、私はアスカの友人よ。あなたも、でしょ?」

「は、はい。」

アスランは、女性と握手など滅多にしないために恥ずかしがりながらも、なんとか右手を差し出して握手をする。

「アスカは、相変わらず元気かしら。」

「ええ、元気ですよ。もう、他のパイロットを仕切っていますよ。」

アスランが、幾つかのアスカにまつわるエピソードを話すと、その女性はクスリと笑った。

「ふふふっ、アスカらしいわね。」

そこで、アスランは疑問に思ったことを思い切って聞いてみた。

「あの~、あれは一体なんなんですか?」

アスランは、ヴェサリウスに運ばれた物体を指した。だが、女性は首を横に振った。

「ふふふっ、そのうちに分かるわ。」

そう言って笑い、結局教えてくれなかった。

その後、僅かばかりの会話の後にアスランが去ったが、その美女はこう呟いて笑った。

「ふふふっ、私の作った盗聴器。気付かずにまだ持っているようね。」

アスランは、まだ気付いていなかった。アスカから貰ったペンダントの裏に、ネコのマークが付いていることを。




一方ガモフでは、結局アスカとニコルが一緒に捜索に出ることになっていた。こういう時は、やはり気の合う者と一緒の方が良いとアスカが思ったからだった。その視点でいくと、イザークとディアッカ、ミゲルとラスティが組むことになる。このアスカの決断に、みんなは渋々承諾した。もっとも、ニコルがアスカの弟でなければもう一悶着あっただろうが。

「みんな、必ずラクスを探し出してね!お願いよっ!」

「「「お~っ!」」」

アスカの檄に、ディアッカ、ミゲルとラスティは、威勢の良い返事で応え、イザークとニコルは黙って頷いた。そして、別方向へと散っていく。

「いいわね、ニコル。必ず見つけるのよ。」

「ええ、分かってますよ、姉さん。」

そうやって、元気よく捜索に出たものの、シルバーウィンドはなかなか見つからない。アスカ達は、何度かガモフに補給に戻ったが、手ぶらで戻るのみだった。だが、5回目の出撃の時に、僅かにレーダーに反応があった。もしかしたら敵がいるかもしれないと思ったアスカは、自分が先行して偵察することを即座に決断する。

「ニコル、バックアップお願いね。それに、姿も消しておいてね。」

「分かりました、姉さん。」

ニコルのブリッツガンダムは、一定時間なら姿を隠すことが出来るのだ。返事のすぐ後に、ニコルの機体は姿を消した。

「それから、これは絶対に守って。アタシが万一攻撃を受けたら、至急ガモフに戻って応援を要請すること。その方が、アタシが生き残る可能性が高くなるのよ。」

「そ、そんな……。」

ニコルは、ためらいがいちに答えた。それに対し、アスカはわざと抑揚の無い声で、冷たく言い放つ。

「アンタ、まさか血の繋がらない姉だから、死んでも構わないなんて思ってないでしょうね。」

「なっ!何を言うんですかっ!いくらなんでも、酷いですよっ!」

ニコルは、檄高して思わず叫んでいた。モビルスーツのコクピットの中でなければ、間違いなく飛び上がっているだろう。

「だったら、行動で証明しなさいよ。敵が現れたら、1秒でも早くガモフに戻ること。いいわね、ニコル?」

アスカは、続けて冷たく言い放つ。

「は、はい。分かりましたよ。必ず言う通りにしますよ。姉さんがそこまで言うのなら。」

ニコルは、渋々そう答えた。アスカがわざと憎まれ口を叩いたことが、分かったのかもしれない。

「うん、それでいいわ。それでこそ、アタシの大好きなニコルよ。」

アスカは、一転して陽気で弾んだ声になる。そして、慎重に紅いジンを前進させていった。




「あっ、あれは?」

アスカは、岩影からそっと前方を見たのだが、そこに何か動く影を見つけた。目を凝らすと、それはどうやらモビルスーツらしい。何か作業をしているようだ。

「あれは、確かオーブのモビルスーツ。まさか、奴らがラクスを……。」

そこまで言って、アスカは首を横に振った。足付きがアルテミスを出発したタイミングからすると、ラクスが消息を絶つ前にシルバーウインドと接触した可能性は極めて低い。他の地球連合軍と接触してだ捕或いは撃沈された可能性が最も高い。それよりも、今は足付きの発見の報を知らせるのが優先と、アスカは一刻も早くガモフに戻る様、ニコルに暗号通信を送った。

「!?」

アスカは、突然嫌な予感がして機体の位置を動かした。すると、そこまでアスカのジンがいた場所を、ビーム砲が通過した。

「ちっ!アタシとしたことがっ!」

アスカは逃げようとしたが、いつの間にか敵の機体に取り囲まれていた。後ろにバスターもどき、右にストライクもどき、左にデュエルもどき、上下にオーブ機である。こうなったら、何とか敵の包囲網を突破するか、援軍が来るまで逃げ回るしかない。

「こうなったら、前進あるのみっ!」

アスカは、ガモフとは逆方向、すなわち前方へと向かって行った。だが、直ぐに過ちに気がついた。岩影から2機のオーブ機が現れたのだ。

「何よっ!オーブ機は4機じゃなかったの?」

アスカは、歯噛みした。完全に読み違いである。オーブ機が4機しか戦闘に加わっていなかったのは、機体が4機しかないのではなく、戦闘に耐えられるパイロットが4人しかいなかったからなのだ。作業をしているのは、おそらくパイロット候補生で、まだ戦闘には耐えられないのだろう。だが、オーブ機が5機以上あると分かっただけでも大きな収穫である。アスカは、早速その情報をニコルとガモフに送った。だが、その一瞬の隙を狙ってジンにビームが襲いかかる。

「こんちくしょうっ!」

アスカは、ジンを小刻みに動かしてビームを上手に避け、左上方へと向かった。だが、そこにデュエルもどきが立ちふさがり、ビーム砲を撃ってきた。

「ちいっ!」

アスカは、デュエルもどきの下に回り込もうとしたが、そこにはオーブ機が待ち構えていた。だが、ここで止まる訳にはいかない。動きを止めたが最後、敵のビーム砲によって蜂の巣にされるだろう。

「こなくそっ!」

アスカは、機体を急旋回して辛くも敵の攻撃をすり抜けたが、そこにはまたもや敵が待ち構えていた。そうして、敵をかわせば次の敵が待ち構えている、そんな状況が続き、アスカは敵の包囲網をなかなか抜けることが出来なかった。

「こうなったらっ!」

アスカは、一か八かの一発狙いの賭をすることにした。狙いは、パイロットの技量が他よりも劣ると思われるデュエルもどきかストライクもどきだ。そこに、タイミング良くストライクもどきが立ちふさがる。アスカは、敵の下をすり抜けた途端に反転した。

「おりゃああっっっっっっっっ!」

そして、後ろからストライクもどきに体当たりする。続けざまに、ストライクもどきを後ろからはがい締めにした。

「これ以上攻撃したら、この機体を破壊する。俺の脱出を見逃せば、こいつは無事に帰してやる。さあ、どうするっ!」

ボイスチェンジャーで男の声に変換して、敵にこれ以上攻撃しないことをアスカは要求した。普通なら軍隊相手にこんな手段は通じないが、アスカは今までの敵の戦い方から、敵のパイロットが純粋な軍人ではないと踏んでいたからこそ取れる行動だ。

すると、敵の動きが急に鈍くなり、攻撃も止まった。どうやら、賭は成功しそうだ。次にアスカは、ストライクもどきのパイロットにレーザー光線による音声通信を試みた。これも、ボイスチェンジャーを使って、男の声に変換した。

「おい、君。キラ・ヤマトという民間人を知らないか。是非とも彼をこちらに引き渡して欲しい。そうすれば、君に危害加えるつもりはない。」

すると、直ぐに答えが返ってきた。

「どうしてなの?理由を知りたい。」

アスカも直ぐに返事をした。

「今は言えない。君も生命が惜しければ、キラ・ヤマトのことを知っているかどうか教えるんだ。」

だが、返ってきた答えにアスカは驚いた。

「まさか、君はアスランなの?ねえ、僕の名前を知っているのは何故?」

なんという偶然か、尋ね人に大当たりである。アスカは、恐ろしい偶然に驚いて一瞬沈黙したが、深呼吸をしてゆっくりと答えた。

「君がキラ君か。俺は、君ほどではないが、アスランの親友だ。アスランは、君のことを心配していてね、是非こちらに来て欲しいと言っている。コーディネーターの君が、地球連合軍で不当な扱いを受けているのではないかとも心配している。君がパイロットになっていたとは、こちらの想定外だが、どうだろう。このままザフトに来てくれないか。アスランの親友ならば、俺達は君を歓迎するよ。」

だが、僅かな沈黙の後に来たのは拒否の意思だった。

「ごめんなさい。僕には、守りたいものがあるんです。ですから、ザフトには行けません。」

アスカは、内心では相手を毒づきながらも、言葉遣いは丁寧に問いかけた。

「出来れば、君を討ちたくはない。だから、どうしてもこっちに来れないのなら、パイロットを降りて欲しい。それが無理なら、せめて攻撃を手加減してくれないか。君の攻撃で、アスランやアスランの友人が死ぬなんて、君は嫌じゃないのか?」

だが、やはりキラの返答は拒否に近かった。

「でも、ザフトの攻撃で、大勢の人が死んだんですよ。僕の友人も死んだかもしれない。それに、僕が戦わないと、僕の仲間が死んでしまうかもしれないんです。だから、僕は仲間を守るために戦います。」

アスカは、『この、分からず屋!』と叫びたくなるのを必死に我慢した。ここは北風ではなく、太陽が必要だと判断したからだ。キラを殺すことが出来ない以上、少しでも戦意を奪う必要があると考えた。

「そうか、それじゃあ戦うしかない。でも、戦うのならせめて俺の紅いジンか、イージスか、ブリッツにしてくれ。この3機のパイロットならば、アスランとその親友達だから、君をなんとか傷つけないようにと気をつけながら戦うようにするから。例え、君が俺達の仲間を討とうとも、この3機ならばいつでも君を受け入れるから。だから、その気になったら、いつでもザフトに来てくれ。俺は、アスランのことを信じている。だから、君もいつかはこっちに来てくれるものと信じる。俺達は、いつまでも君を待っている。それだけは、覚えておいてほしい。」

アスカは、そこで通信を打ち切った。既に、必要な時間は稼いだと判断したからだ。アスカは、先程からストライクもどきにハッキングを仕掛けていた。レーザー通信にウイルスを仕掛け、無線でのハッキングを可能にしたのだ。それがようやく成功し、ストライクもどきの動きをある程度コントロールすることが出来る様になった。目指すはバスターもどき。こいつを突破すれば道は開かれる。

「ようしっ、行くわよっ!」

アスカは、ストライクもどきとジンを全速力で動かした。今のところ敵の攻撃は止んでいるし、敵とガモフとの間にはバスターもどきしかいない。こいつを突破すれば、何とか逃げきれる可能性が出てくる。そのバスターもどきからの攻撃も今は無い。アスカがいけると思った瞬間、突然バスターもどきが撃ってきた。

「ちいっ!こいつは、やっぱり軍人だったのねっ!」

アスカが恐れた通り、バスターもどきはキラの生命の危険をかえりみずに撃ってきた。アスカは、迷わず通信とボイスチェンジャーのスイッチを同時に入れた。

「キラ・ヤマト。これが、お前の仲間の正体だ。君が死んでも構わないらしい。だが、俺達は違う。」

アスカはそこで通信を切ると、ストライクもどきを上斜め後方に蹴り出した。これで、ストライクもどきに流れ弾が当たる心配はない。キラが死んでも構わないのならば、バスターもどきにぶつけるのが正解なのだが、その方法だとバスターもどきに撃墜される危険がある。そこで、次善の策として考えついたのがこの方法だ。

「ようしっ!今よっ!」

バスターもどきのパイロットは、アスカの行動が意外だったらしく、下に回ったジンに対しての反応が一瞬遅れた。その隙を衝いて、アスカは一気にバスターもどきの下を抜けようとした。だが、後方から激しい銃撃を浴びてしまい、右足に被弾してしまう。被弾と同時に右足は爆発し、機体が激しく揺れた。

「きゃあっ!」

思わず、アスカは叫んでしまった。だが次の瞬間、アスカはなんとか根性で機体を持ち直し、逃げる努力を続けた。しかしそれも束の間、今度は左足に被弾してしまう。今度も同じように機体が激しく揺れた。

「ちくしょうっ!こうなったらっ!」

アスカは腰の銃を後方へと投げつけた。すると、数秒後にはその銃が被弾し、大爆発を起こした。

「良し、この隙にっ!」

アスカは、この一瞬に全てを賭けた。爆煙で敵がジンを見失った隙に逃げる方角を変えて、なんとか逃げきろうと考えたのだ。だが、敵のバスターもどきのパイロットの腕は想像以上だった。爆煙をものともせずに激しい砲撃を加えて来たのだ。そのうちの一条が、紅いジンに着弾。直撃を受けたジンは、次の瞬間爆散した。




「姉さーーーーんっ!うわああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!」

援軍を引き連れて来たがあと一歩で間に合わず、紅いジンの爆発を見たニコルは、涙を流して絶叫した。こみ上げて来る怒りに全身が震え、身体中の血が沸騰する。

「ちくしょうっ!よくもアスカをっ!」
「ナチュラルのくせにっ!」
「おまえらあっ!よくもおっ!」
「絶対に許せないっしょ!」

ミゲルも、ディアッカも、イザークも、ラスティも、激しい怒りに顔が歪む。

「バスターもどきは、僕が殺りますっ!邪魔する人は、誰だろうと殺しますよっ!」

修羅と化したニコルは、先頭を切ってバスターもどきに突撃した。もちろん、残る4人も目を血走らせて獲物に襲いかかる。

「俺は、あいつだっ!」

ミゲルは、最も近い位置にいたマユラの乗るアストレイに突進する。激しい銃撃を浴びたが、左腕1本を犠牲にしつつもマユラ機を一刀両断にした。

「堕ちろーっ!」

ラスティは、ジュリのアストレイにビーム砲を集中し、頭と両手両足を吹き飛ばした。

「生意気なんだよっ!ナチュラルのくせにっ!」

イザークは、マナのアストレイにビームサーベルで斬りかかり、激しい打ち合いの末に袈裟懸けにした。

「これで、オーブの連中は最後だっ!」

ディアッカは、アサギのアストレイに砲火を集中し、たちまちのうちに吹き飛ばした。

「「「「見たかッ!これが、クルーゼ隊の真の力だっ!」」」

ミゲル達は、雄叫びを上げた。




「こ、これがザフトの底力なの?」

戦闘が始まって5分も経たないうちにアストレイ隊が全滅して、初めてレイは敵を甘く見ていたことに気がついた。不幸中の幸いか、マナ達は全員脱出して無事だ。だが、自分達が倒されたら、マナ達を待つのは死か捕虜だ。女にとって捕虜になることは、時には死よりも恐ろしい。

「絶対に、みんなを守ってみせる……。」

レイは、今まで封印していた秘めたる力を使う決心をした。そこに、一度は攻撃をはね返したブリッツガンダムが、再び襲いかかってきた。

次回

あとがき

戦闘シーンは難しいですね。いっそのこと省略したい……。いや、次回は省略するかも……。

マナ達が助かったのは、パイロットの脱出装置が良かったのか、パイロット連中が手を抜いたのか、その辺はあいまいにします。

ミゲルを生かしたことに、ちょっぴり後悔しました。本当は、
「「「「見たかッ!これが、ザフトレッドの真の力だっ!」」」
というセリフにしたかったからです。それとも、ミゲルを赤服にすれば良かったのか。


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Red Warrior Phase7 [Red Warrior]

Red Warrior in the Seed World


PHASE7 行方不明になった歌姫

「しっかし、参ったわねえ。アスランの親友がいるかもしれないなんて。」

そう言いながら、アスカは頭を抱えていた。アスランは、親友のキラがクサナギか足付きに乗っている可能性は低いと言っていたが、アスカは逆の見方をしていた。ガンダムを奪取した現場に居合わせたということは、連合の秘密兵器を見てしまったということだ。民間人ならば、それだけで拘束されて連行される可能性が高い。もし軍人だとしたら、コーディネーターであることから、テストパイロットにされている可能性も高い。いずれにせよ、足付きに乗っている可能性が高いと思われるのだ。アスカの勘は、後者を指していた。

「何とか生きて捕まえられないかしら。いいえ、それより前にいるかいないか、はっきりさせないと。」

アスカは唸ったが、良い考えが浮かばずにう~んと考え込んで悩んだ。そこへ、ひょっこりとニコルがやって来た。

「どうしたんですか、姉さん。敵を倒す、良い考えでも浮かんだんですか?」

期待に満ちたニコルの表情が、アスカの話を聞いて、見る間に陰っていった。

「そうですか、アスランの親友ですか。そりゃあ、やりにくいですよね。」

ニコルは、大きくため息をついた。

「やっぱり、アンタにも良い考えなんて無いか。」

アスカも、ニコルと一緒に大きくため息をついた。分かってはいたが、今のところ妙案は無い。ただでさえ困難な任務であるのに、更に難しいものになってしまったのである。前途多難のアスカであった。




その後、クルーゼ隊は何度か足付きに攻撃を仕掛けた。最初の戦いは小手調べであったが、次からの攻撃は本格的に攻めて行った。にもかかわらず、アスラン、ニコル、イザーク、ディアッカ、ラスティら5機のガンダム部隊は、敵のMSを1機も落とせなかった。

足付きのMSは、バスターもどき(レイの乗るバスターダガー)の砲撃が的確で、デュエルもどき(シンジの乗るデュエルダガー)に有効な攻撃を与えられないからだ。そのうちに、ストライクもどき(キラの乗る105ダガー)の腕が急激に上がっていって、近付くことさえ難しくなっていったのだ。しかも、敵のストライクもどきは、ラスティのストライクと違って、装備を換装して戦っていたため、かなり手ごわい存在になっていた。もしかしたら、ストライクも同じような換装システムが採用されているのかもしれないが、換装する装備はこちらにはないのだ。

そういう表面上の理由に加えて、キラの件があって、アスランとニコルの攻撃の手が緩かったこともある。その上、イザーク、ディアッカ、ラスティらは、アスカから敵のパイロットを可能な限り生け捕りにするよう頼まれていたため、これまた攻撃に精彩を欠いていたのだ。

OSは、ジンのものを改良した結果、動きが見違えるほど良くなり、クルーゼの推論が当たっていたことを示していた。だが、それでも敵の方の動きの方がやや上回っているようだった。もっとも、ガンダム5機はジンと比べればかなり良い動きをするようにはなっていたが、おそらく本来のスペックはもっと上なのだろう。

一方、オーブMSの4機(マナちゃんズ)のチームワークの前に、クルーゼのシグー+ジン部隊も攻めあぐねていた。機体性能、武器とチームワークはマナちゃんズの方が上で、パイロットの技量はクルーゼ達の方が上。そのため、お互い敵を撃墜するまでには至らなかった。

そうして攻めあぐねているうちに、プラント本国からクルーゼに対して出頭命令があった。評議会にて、先日クルーゼ隊がヘリオポリスを崩壊させた件について、報告せよと言うのだ。

「ふっ。今頃、評議会はてんやわんやだろうな。仕方ない、戻るしかなかろう。」

そう言って、クルーゼが簡単に足付きの追討を断念したため、部下から反対の声がでた。ここまで追いかけてきたのに、手ぶらでは帰れないと。それに対しクルーゼは、戻るのは自分の艦だけにして、もう一隻の艦のガモフに引き続き足付きを追わせることにした。足付きを追うパイロットは、ミゲル、ディアッカ、イザーク、ラスティ、ニコル、アスカの6人とした。アスランと数人のパイロットは、クルーゼと一緒に戻るのだ。

クルーゼは、当初はアスカを連れて帰る予定だった。国防委員長のパトリックから、アスカを危険な任務から遠ざけるように言われていたことと、アスカがいると評議会議員の心証が良いと考えたからである。それは、アスカの親友のラクスの父シーゲルが評議会議長であり、アスカの義父が評議会議員のユーリであるからだった。

だが、当のアスカに命令する前に、本人から是非足付きを追いかけたいと懇願された。と同時に、自分は実際に戦っていないから、評議会で証言するには適さない、アスラン達の方が向いていると言われて思い直した。確かに、アスランならばアスカほどではないが、シーゲルやユーリの受けは良い。強硬派のパトリックの息子にも係わらずにだ。それに、アスランはヘリオポリス侵入の実行部隊にいたし、敵の新型兵器と何度も戦っている。評議会議員に敵新型兵器の脅威を説明するには、アスランの方が適任かもしれない。

「分かった。君には、引き続き足付きを追ってもらおう。だが、無理は禁物だ。いいな。」

「はい、ありがとうございます。」

クルーゼに足付きを追う許しを得て、アスカはにっこりと微笑んだ。そして、併せて本国にいるある人物への伝言をお願いしたのである。

だが、その後足付きはユーラシア連邦の軍事要塞アルテミスに逃げ込んでしまった。アルテミスというのは、「全方位光波防御帯」という特殊な防御兵器を擁し、敵の攻撃を悉く退けていた、難攻不落の要塞だったのである。このため、アスカ達ザフトは、離れた所から様子を見るしかなかった。




「お久しぶりですね、ガルシアおじさま。」

「おお、レイちゃんか。しばらく見ないうちに、一層可愛らしくなったな。」

アルテミスでは、レイが太った男と会っていた。レイは、その男-アルテミスの司令官のガルシア-と知り合いだった。レイの養父は、以前ガルシアが死にかけた所を助けたことがあったので、ガルシアはレイに出来得る限りの便宜を計ることを約束した。そのため、アークエンジェルとクサナギは、武器弾薬や食料の補給を受けることが出来た。そのお礼にと、レイはガルシアの元へと訪れた。

「おじさまに、渡したいものがあります。私達が開発した、新型機動兵器のデータです。これまでの実戦データも含まれています。必ずや、おじさまのお役に立てると思います。」

そう言って、レイはデータディスクをガルシアに差し出した。その中には、D兵器の設計等のデータは含まれていたが、G兵器のデータはダミーデータにすり替えられていた。ユーラシア連邦に大西洋連邦の最新技術が渡るのを防ぐためである。D兵器は、G兵器の廉価版とも言うべき位置付けであり、最新技術よりもコストパフォーマンスの高い技術が優先して使用されていたという事情があったからである。

「おや、いいのかい。そんなに大事な物を。」

ガルシアは、データディスクを受け取るのを一瞬ためらったが、レイは是非受け取るようにと言った。

「私達は、無事にこのデータを味方に渡せるかどうか分かりません。それならば、おじさまに託して、少しでも味方にデータが渡る様にしたいのです。それに、このデータの最も重要な部分は、大西洋連邦でなければ解読出来ないようになっています。ですから、このデータは最終的に私達の国に渡る様になっています。」

それを聞いて、ガルシアは微笑んだ。

「なんだ、レイちゃんは結構しっかり者なんだな。」

「ええ、まあ、そうですね……。」

レイは、一体何と言って良いのか分からずに言葉を濁し、愛想笑いをした。続けてレイは、監視付きでも良ければ好きなだけデータ取りをしても良いと伝えた。基本的には今渡したデータ以上のものはないはずだが、それを確認したければ好きなだけしても良いという趣旨だった。だが、ガルシアはそこまではしないと答え、それで話は終わりになった。どうやら、レイの言葉を額面通りに受け取ったようだった。

だが、ガルシアもしっかり者だったようだ。レイがデータを渡した後、補給のスピードが上がり、補給量が3倍近くになったからだ。おそらく、ガルシアは交渉や、場合によっては力付くでデータを横取りしようと企んでいたようだ。レイはそれを察知し、ガルシアとの関係が良好なうちにデータを渡すことにしたのである。狐と狸の化かし合いは、狐の勝利に終わったようだ。




レイがガルシアとの話から戻って来ると、マリューは真っ先にお礼を言った。無論、レイは当然のことなので気にしないようにと言って微笑んだ。

次にマリューは、これらの行動についてどうするのかレイに相談したが、レイも特に妙案を持っているわけではない。そこで、士官以上の者とMSパイロットを集めて協議することにした。クサナギからは、マナとパイロット達も呼ぶことにした。

士官以上の者としては、マリュー以外にはムウ大尉、レイ大尉、ナタル少尉の3人が該当する。パイロットは、シンジとキラである。それにマナ達4人が加わって、総勢9人が集まることになった。




「では、皆さん。何か、これはという考えをお持ちの方はいるかしら。」

ブリッジに集まった面々を前にマリューが問いかけたが、みな顔を見合わせるばかりだった。そこに、ムウがおずおずと手を挙げた。

「あまり良い方法じゃないんだが、デブリ帯を通るのはどうかな。補給を受けたとはいえ、水だけは十分な補給が受けられなかった。でもな、デブリ帯には十分な水がある。」

それを聞いて、皆は目を白黒させた。ただ一人、ナタルだけがムウの言いたいことが分かったようだ。

「ユニウスセブンですね……。」

ナタルの問いに、ムウは頷く。

「あの~、どういうことなんですか。」

そこに、シンジが首を傾げながら尋ねた。いま一つ、事態が飲み込めていないようだった。マリューが口を開こうとしたその時、レイが苦々しい表情で呟いた。

「墓場荒らしをするのね……。」

「えっ……。どういうことなの?」

シンジは、まだ分からないらしい。再び間抜けな顔をして聞いてきた。皆が呆れる中で、マナが優しく答える。

「シンジ、ユニウスセブンを知らないの。戦争のきっかけになった、核兵器で破壊された農業プラントよ。農業プラントと言うくらいだから、大量の水が残っているはずなのよ。それを頂こうっていう訳なのよ。でもね、ユニウスセブンには未だに大勢の犠牲者が手つかずに眠っているから、ある意味で墓場とも言えるのよ。そこの水を頂こうっていうから、言わば墓場荒らしみたいなものね。」

「あっ、そうなんだ……。」

今度は、ようやく理解したようだった。

「でもな、俺達は生きている。だから、これからも生きなくちゃいけないんだ。なあに、ほんの少し水を頂くだけさ。」

最後にムウがそう言って、その場を締めた。それから、モビルスーツ中心となって補給作業を行うことが伝えられ、シンジ達は早速発進準備に取りかかる様に要請された。シンジは、キラと協力し、悪戦苦闘しながら準備を進めていった。

それからしばらくして、太陽活動の影響でレーダーが乱れた隙をついてアークエンジェルとクサナギはアルテミスを発進し、追いすがるガモフを振り切ることに成功した。




「なんですって!ラクスが、行方不明ですって!」

足付きの足どりが掴めなくなった頃、デブリ帯に向かうガモフに、驚くべき情報が入った。アスカの親友ラクスが、「血のバレンタイン」の悲劇追悼一周年式典に出席するために、慰問団の団長としてユニウスセブンの残骸に向かったが、慰問団ごと消息を絶ったというのだ。それを聞いたアスカは、興奮して大声をあげていた。

「姉さん、いいから落ち着いてよ。ここで姉さんが興奮したって、ラクスさんが見つかる訳でもないし。」

弟のニコルが、アスカをなだめようと必死になる。

「そんなこと言ったって!ラクスが行方不明なのよっ!黙って居られる訳がないでしょ!」

だが、アスカは収まらない。ジンで出撃しようと言いだした。

「ちょっと待ってよ。出撃許可を取らないとまずいよ。そうしないと、パイロットを降ろされちゃうよ、姉さん。」

それを聞いて、アスカは固まった。確かに、ニコルの言う通りだからだ。無断で出撃なんかしたら、最悪二度とパイロットにはなれなくなるかもしれない。そこで、アスカは直ぐに頭を切り替えた。

「ニコル、艦長の所に行くわよ。ラクス捜索の出撃許可を貰うのよ。」

そう言うなり、嫌がるニコルを引きずって、アスカはブリッジへと向かった。そうして、アスカは凄い剣幕で艦長を説得し、見事出撃許可を得ることが出来たのである。無論、アスカの後ろには、アスカに無理やり拉致されたパイロット全員が並び、アスカが何か言う度にカクカクと頷いていたのではあるが。この頃既に、クルーゼ隊の赤服パイロット達は、アスカの下僕となりつつあった。




出撃許可を取ったものの、ラクスの乗った艦-シルバーウィンド-が消息を絶った場所まではあと半日はかかるため、アスカは作戦会議を開くことにした。場所はアスカとニコルの部屋で、メンバーは、ミゲル、ディアッカ、イザーク、ラスティ、ニコルにアスカを加えた6人である。アスカとニコルは各々のベッドに腰をかけ、他のメンバーは適当に椅子を持ってきて座った。

「さあて、どうしようかしらね。何か良い案を持っている人はいるかしら?」

アスカの問いに、ミゲルは2人一組になって探すことを主張した。探せる範囲は半分になるが、万一地球連合軍に遭遇した時のことを考えると、無難な案である。これには、全員が賛成した。

「じゃあ、パイロットの組合せはどうしようかしら。」

次のアスカの提案に、イザークを除く全員が自分とアスカを組む案を主張した。

「俺が年長者だからな。一番実戦経験の無いアスカと組むのが妥当だ。後は、イザークとディアッカ、ラスティとニコルが組めば良い。」

ミゲルの主張に、ディアッカは反論する。

「いや、アスカの機体は火力が弱い。だから、一番火力の強い機体であるバスターと組むべきだぜ。後は、イザークとミゲル、ラスティとニコルが組めばいいだろ。」

だが、ラスティも黙っていない。

「ちょっと待てよ。ディアッカの機体は、遠距離専用だろ。近距離専用のブリッツと組むべきだろうが。後は、ガンダムを分ける方が良い。だから、イザークとミゲル、俺とアスカの組合せっしょ。」

そこに、ニコルも負けずに口を出す。

「悪いですが、相性から言うと姉さんと一緒に組むのは僕が適任です。後は、イザークとディアッカ、ミゲルとラスティが組んだ方が良いですよ。」

などと言い合って、お互い一歩も引かない。

「う~ん、どうしようかしら。」

それぞれの意見に一長一短があり、アスカは迷った。すると、いつの間にか皆がアスカの方を黙って見ていることに気がついた。みんなが自分の意見を待っていると思い、アスカは全部の組合せのメリット・デメリットを頭の中で素早く整理していった。だが、やはり絞りきれなかった。そのうち、ふと気がついた。みんなの目が、何故か下の方を向いていることに。

「あっ。」

アスカは、思わず声を出してしまった。いつの間にか、アスカは右足を立ててしがみついていたことに気付いたからだ。
アスカの顎は、右足の膝の上に乗っており、当然ながらミニスカートがめくれて紅いショーツが丸見えになっていた訳で……。

「アンタ達、見てたわね?」

アスカがギロリと睨むと、みんなバツが悪そうに目を逸らした。

次回


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Red Warrior Character2 [Red Warrior]


キャラクター一覧その2(年齢は、C.E.70.12末現在) 

ネタバレ注意!

※種キャラの年齢設定等は、原則として公式ガイドやさくらさんのサイトの「ガンダムSEED&DESTINY大辞典」等を情報源にしています。分からない場合は、作者が推定しています。メカも同様です。また、公式ホームページや◇ゲームのホームページ◇に殆どの種キャラの絵が掲載されています。SEEDキャラの素材は、さんから借りました。

プラント及びZAFT(ザフト)軍の登場人物

(高校2年生に相当)
◎ミゲル・アイマン(17歳)[コーディネイター]
ザフト軍パイロット。金髪を七三分けしていて、一見クールであるが、性格は陽気で人当たりが良く、先輩としてアカデミー時代のアスランやイザーク達の面倒をよく見ていた。ジンに搭乗。「黄昏の魔弾」の異名を持つエースパイロットで、オレンジの塗装とドクロのマーキングを施したカスタムジンを持つ。

◎ディアッカ・エルスマン(16歳)[コーディネイター]
54/3/29生
ザフト軍赤服パイロット。短い天パーの金髪で、肌が浅黒く、精悍な顔つきをしている。基本的に陽気な性格だが好戦的な一面もある。バスターガンダムに搭乗。ナチュラルを見下しており、イザークとよくつるんでいる。

(高校1年生に相当)

◎ラスティ・マッケンジー(16歳)[コーディネイター]
ザフト軍赤服パイロット。紅茶色の髪で、碧眼。一見ドライな感じだが、実は明るくさばけた性格。ストライクガンダムに搭乗。アスラン、イザーク達とはアカデミー時代の同期生同士。


◎イザーク・ジュール(16歳)[コーディネイター]54/8/8生
ザフト軍赤服パイロット。白銀の髪でおかっぱ頭。意地悪なおぼっちゃま風な感じ?口は悪いが、根は優しい。デュエルガンダムに搭乗。アスランにエースパイロットの座を奪われ、彼に対し粘着質な感情を持つ。


◎惣流・アスカ・ラングレー(16歳)[ナチュラル?]
(54/12/4生)
主人公で、ザフト軍赤服パイロット。金髪碧眼のスーパー天才美少女で、秘めたる力を持つが、皆には隠している。現在は、アスカ・アマルフィと名乗っている。血のバレンタインで同級生を皆殺しにされ、仇討ちとザフトへの入隊を決意する。義弟のニコルを溺愛している。

◎ラクス・クライン(15歳)[コーディネイター]55/2/5生
優しく丸い目をした腰まで届くピンクの長い髪を持つ、天然系お嬢様タイプの美少女。歌が好きで、歌姫とも呼ばれている。アスランの婚約者でアスカの親友。アスランから贈られたハロが大好き。

(中学3年生に相当)
◎アスラン・ザラ(15歳)[コーディネイター]55/10/29生
ザフト軍赤服パイロット。黒髪で、おでこを見せている。世間知らずのおぼっちゃま風な感じ。イージスガンダムに搭乗。ラクスの婚約者でニコルの親友。キラの親友でもある。血のバレンタインで母親が亡くなったため、ザフトへの入隊を決意する。


◎ニコル・アマルフィ(14歳)[コーディネイター]56/3/1生
ザフト軍赤服パイロット。天パーの薄い緑灰色の髪。肌が白く、天使のように優しい雰囲気の美少年。ブリッツガンダムに搭乗。ピアノを愛する優しい少年で、アスランを兄のように慕う。


◎ラウ・ル・クルーゼ(27歳)[ナチュラル?]
ザフト軍の軍人でアスランたちの上官。常に仮面で素顔を隠している謎多き人物。
◎アデス[コーディネイター]
ガンダム強奪作戦に赴いたヴェサリウスの艦長。


◎ロミナ・アマルフィ[コーディネイター]
ニコルの母で、アスカの義母。上品で優しい女性。
◎ユーリ・アマルフィ[コーディネイター]
アスカの養父。最高評議会議員でロボット工学専門家



◎レノア・ザラ[コーディネイター]
アスランの母。農学者。血のバレンタインによって死亡した。
◎パトリック・ザラ[コーディネイター]C.E.23生(スカンジナビア王国出身)
アスランの父。最高評議会議員で国防委員長



◎シーゲル・クライン[コーディネイター]C.E.22生(大西洋連邦出身)
ラクスの父。最高評議会議長




◎リツコ・アカーギー[ナチュラル?]
ネコ好きな科学者。アスカの友人でもある。




(注1)[コーディネイター]生まれる前に、遺伝子操作を受けた人間。基本的に美男美女。
(注2)[ナチュラル]生まれる前に、遺伝子操作を受けていない人間
(注3)赤服パイロット:ザフト軍のエリートパイロット

◇アークエンジェル・クサナギの登場人物

地球連合及び地球連合軍の登場人物
オーブ連合首長国の登場人物

(高校1年生に相当)

新世紀エヴァンゲリオン コレクターズディスク・鋼鉄のガールフレンド版
○マナ・キサカ(16歳)オーブ軍小尉[ナチュラル?](54/4/11生)
オーブ軍軍人。茶髪で少し垂れ目の明るく可愛い女の子。ヘリオポリスのカレッジに通いつつも、モルゲンレーテ社に派遣されて、MSのテストパイロットをしていた。ミリアリア、レイ、フレイと仲が良い。



●シンジ・アルスター(16歳)[ナチュラル?](54/6/6生)
フレイの義兄。優しくて料理が得意だが、優柔不断で気が弱い。一見普通の人だが、秘めたる力を持つらしい。ヘリオポリスのカレッジに留学していたが、人付き合いが苦手なため友人は少ない。



○サイ・アーガイル(16歳)[ナチュラル]54/7/20生
工業カレッジの学生でフレイの婚約者。メガネをかけた、穏やかな性格の理知的な少年。トール、キラ、カズイの友人。CICに詰めるが後にオペレーターに席を移す。



○ミリアリア・ハウ(15歳)[ナチュラル]55/2/17生
普段は優しくて大人しい感じの美少女。茶髪碧眼で、肩にかからない程度に髪を伸ばしており、前髪を真ん中で分けているため、おでこが少し見える。トールの恋人。ヘリオポリスでの戦闘に巻き込まれ、アークエンジェルに避難。CICに詰めMS管制を担当するが、後にオペレーターとして働く事に。マナ、レイ、フレイと仲が良い。



●レイ・ハルバートン(16歳)連合軍大尉
[ナチュラル?](55/3/30生)
連合軍軍人。蒼髪で紅い瞳をした、スーパー天才美少女。コーディネーターを遥かに凌駕する多彩な能力に加えて、秘めたる力を持つらしい。普段は口数が少ないが、月の女神のような優しさと、大地の様に固い意志を併せ持つ。ヘリオポリスのカレッジに通いつつも、モルゲンレーテ社に派遣されて、MSのテストパイロットをしていた。マナ、ミリアリア、フレイと仲が良い。アスカの恐るべきライバルになるかも…。

(中学3年生に相当)
○トール・ケーニヒ(15歳)[ナチュラル]55/4/11生
工業カレッジの学生でサイ、キラ、カズイの友人。ミリアリアの恋人。副操縦士を担当する。



○カガリ・ユラ・アスハ(15歳)[ナチュラル]55/5/18生
肩にかかる長さの金髪で大きな目をした美少女。無茶とも言える超活動的な性格で、言葉遣いがぞんざい。中立国オーブの政府高官の娘らしいが……?



○キラ・ヤマト(15歳)[コーディネイター]55/5/18生
工業カレッジの学生でサイ、トール、カズイの友人。資源衛星「ヘリオポリス」に暮らしている。ガンダム奪取作戦に巻き込まれ、その際にカガリと知り合う。



○カズイ・バスカーク(15歳)[ナチュラル]55/8/25生
工業カレッジの学生でサイ、トール、キラの友人。通信を担当。




●フレイ・アルスター(14歳)[ナチュラル]56/3/15生
くりっとした可愛い目を持つ、紅いセミロングの髪をした美少女。典型的なお嬢様タイプ。サイの婚約者。ヘリオポリスのカレッジに留学していた。マナ、ミリアリア、レイと仲が良い。



●ムウ・ラ・フラガ(27歳)連合軍大尉[ナチュラル]43/11/29生
地球軍のMAエースパイロット。ガンダムパイロットの受け渡しの護衛に就いていてザフト軍との戦闘に参加。以後、キラたちと行動を共にし、兄貴分的存在に。


●マリュー・ラミアス(25歳)連合軍大尉[ナチュラル]45/10/12生
地球軍大尉。こげ茶色のセミロングの髪型をしており、理知的なタイプの巨乳美女。平和を得るため、あえて戦いに身を置いているが人情派で女性らしい面を持つ。当初は新造戦艦「アークエンジェル」の副長としてヘリオポリスに来ていたが、艦長が戦死したため事実上の艦長となる。


●アーノルド・ノイマン(24歳)連合軍曹長 [ナチュラル]46/6/9生
連合軍軍人。アークエンジェルの管制官で操舵手。



●ナタル・バジルール(24歳)連合軍少尉[ナチュラル]46/12/24生
アークエンジェルの戦闘指揮官。短い黒髪をした理知的な感じの美女。軍人の家系に生まれたため、任務の遂行が最優先という典型的な軍人気質を持つ。時として彼女の冷静さが皆を救う事も。



●ダリダ・ローラハ・チャンドラII世(23歳)連合軍伍長 [ナチュラル]47/1/11生
連合軍軍人。アークエンジェルの通信士



●ジャッキー・トノムラ(23歳)連合軍伍長[ナチュラル]47/7/4生
連合軍軍人。アークエンジェルの管制官。CICに詰めている。



●ロメロ・パル(22歳) 連合軍伍長[ナチュラル]48/9/17生
連合軍軍人。CICに詰めアークエンジェルの射撃指揮を行う。



○アサギ・コードウェル(19歳?)オーブ軍下士官[ナチュラル]
オーブ軍軍人。肩に少しかかる長さのウエーブがかかった金髪を持つ。M1アストレイのテストパイロット。アネゴ肌の性格で、戦闘を無難にこなし、全体のフォローもこなす。テストパイロット三人組のリーダー格でもある。


○ジュリ・ウー・ニェン(18歳?)オーブ軍下士官[ナチュラル]
オーブ軍軍人。ピンクのメガネが似合うチャーミングな女性。M1アストレイのテストパイロット。セミロングの黒髪を持つ。



○マユラ・ラバッツ(17歳?)オーブ軍下士官[ナチュラル]
オーブ軍軍人。ボーイッシュな髪型で活動的な印象を残す女性。M1アストレイのテストパイロット。




◇その他
●デュエイン・ハルバートン
レイの養父



●ジョージ・アルスター
シンジの養父でフレイの父

●ガルシア
要塞アルテミスの司令官

◇所属未定(登場するかどうかも未定)
●ミサト・デッカパイン(?歳)連合軍[ナチュラル?]
明るく気さくな巨乳美人





●マヤ・ズーレ(?歳)連合軍[ナチュラル?]
優しく気さくな微乳美人





●ヒカリ・ホラーキー(16歳)連合軍[ナチュラル?]
優しく真面目な女の子





○トウジ・ベルフィールド(16歳)オーブ軍
[ナチュラル?]
大阪弁の男の子




○ケンスケ・オタッキー(16歳)オーブ軍
[ナチュラル?]
情報収集能力に優れた男の子




●リョウジ・カジーノ(?歳)連合軍少尉
[ナチュラル?]
凄腕の戦闘機パイロット





○カヲル・ナギサ(?歳)[ナチュラル?]
不思議な雰囲気の男の子




●キョウコ・ツエッペリン(?歳)連合軍[ナチュラル?]
優秀な科学者

○ユイ・イカーリー(?歳)オーブ軍[ナチュラル?]
優秀な科学者

(注4)この設定は暫定的なものです。話の都合上、予告なく変更される可能性があります。

◇恋愛・友情関係 ◎ミゲル、ディアッカ、ラスティ、イザーク、ニコル→アスカが好き。 ◎アスカ→アスラン、ニコルが好き。他にも気になる男がいるらしい。 ◎アスラン→ラクス、アスカが好き。 ◎ラクス→アスランが好き。 ●レイ→? ●シンジ→マリュー、ナタル、アサギ、ジュリ、マユラ、ミリアリア、レイ、マナ、フレイが好き。他にも気になる女の子がいるらしい。 ●フレイ→サイ、シンジが好き。 ○マナ→シンジが大好き。 ○サイ→フレイが大好き。 ○ミリアリアとトール→相思相愛 ○キラ→マリュー、ナタル、レイ、マナ、フレイが好き。 (注)この設定は暫定的なものです。話の都合上、予告なく変更される可能性があります。


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